イベントレポート

身近な植物に自然毒!? わからないものは「採らない、食べない、人にあげない」

2020.05.19
たべるをはかる

商品検査センターの情報誌くろまと75号「身近な植物に自然毒」について紹介しています。

植物の自然毒で有名なのは、じゃがいも。芽の付け根の緑色の部分に含まれるソラニンは有毒物質で、取り過ぎると腹痛や吐き気が症状として現れることがあります。調理の際、緑色の部分は丁寧にに剥き、芽や芽の付け根を除きます。

よく食べるものでも、調理方法や食べ方を知ることで食中毒を予防することができます。

自然だから、安全、というわけでは決してありません。自然毒による食中毒は、事件数は少ないものの、死亡者数は食中毒事故全体の40%近くを占めています。自然界には毒のあるものが多いので注意が必要です。

野山に生えている植物は、よく似た植物で毒のあるものが多くありますので、はっきりとわからない場合は「採らない、食べない、人にあげない」ことが大切です。

情報誌くろまとは、商品検査センターホームページからご覧いただけます。

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