イベントレポート

微生物の大きさは?

2018.06.14
たべるをはかる

前回、微生物とは肉眼では観測できない微小な生物の総称であると書きました。では、その大きさ(長さ)とはどれくらいなのでしょうか?

日常生活で使う大きさの最小単位はmm(ミリメートル)ですが、微生物の場合は、mm(ミリメートル)の1000分の1の単位であるμm(マイクロメートル)を使います。

食中毒菌の一種である黄色ブドウ球菌の大きさは約1.0μmです。なお、μm(マイクロメートル)の1000分の1の単位はnm(ナノメートル)といい、ウイルスの大きさをあらわすときに使います。食中毒原因第1位のノロウイルスは、長さ約30nmです。

(ルミテスターHO)

※写真は直径約1.0μmの黄色ブドウ球菌