イベントレポート
「はかるたいせつラジオ」でくろまと77号(「使っても安全なの?農薬に関する素朴なギモン」)の後半部分を紹介しました!
2020.10.27
たべるをはかる
農薬使用に関しての大きな転換点は、2006年のポジティブリスト制度の導入です。それ以前は、限られた農薬のみが規制の対象でしたが、原則すべての農薬を禁止し、残留を認めるもののみをリスト化する制度に変わりました。
一方、農薬は、散布した時点から日にちを経過するごとに、残留する量がどんどん減ります。農薬使用基準では「収穫何日前まで」と散布できる日を決めて、農薬の残留基準値以下で収穫できるよう、設定されています(使った量がそのまま作物に残る、というわけではない)。
人が食べるうえで、そして、生産者のみなさんが育てていくうえで、必要な量を使用する、適正な量が使われるということが大切、加えて、これからの時代、地球環境にとってより負荷を低減するにはどうしたらいいかといった視点など、多様な視点で考えることが大切、ということになりそうです。
くろまと77号は、商品検査センターHPでご覧いただけます。
ラジオ放送の模様は、商品検査センターのHPまたは コープ・スコープ「はかるたいせつ」ラジオ 動画チャンネルをご覧ください。